メンバーの個性を生かしたデザインをしてくれるんだ(by 槇原敬之)
槇原さんからは「今度のツアーよろしくねっ!」という感じで依頼が来るのでしょうか?
そうそう。で、事務所に来て話し合って、次のミーティングの時までに「こんな感じっ!」というものを仕上げていくんです。
窪さんはメンバーの個性を生かしたデザインをしてくれるんです。その人のキャラとバンド全体のバランスを見て色を選んでくれて、それぞれがパフォーマンスする楽器を考慮して、その人に見合った生地を見つけてくれて、そういった配慮がとてもありがたいんです。本当に天才ですね。
スタイリストさんくらい、僕も熟知しているかも知れません。。(笑)
コンサートの衣装にとって大事なことは、演者が気持ちよくパフォーマンスできるということもあるのですが、それだけでなく来た人たちが楽しめるような空間にすることだと思っています。フォーマルだけど楽しく、「いらっしゃいませー」という気持ちで迎えられるようにしたい。そんな無茶な要望にきっちり応えてくれるのが窪さんなんです。
丁寧な仕事をする人はいい仕事をする(by 槇原敬之)
衣装をデザインするときに心がけていることはありますか?
大勢の熱心なファンの方が見にいらっしゃる。そしてBEAMSがコスチュームを担当していると、ステージで言ってくれている。槇原さんや他のメンバーさんに恥をかかしちゃいけない、と常々思っています。
成功する人は良い人。そして丁寧。丁寧な仕事をする人はいい仕事をする。窪さんも間違いなくその一人ですよね。
この記事を読む若い方にマッキーさんからメッセージをお願いします。
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どんな職に就いても利他的であってほしいですね。「成功しなくてはならない」とか「失敗しちゃいけない」というプレッシャーがあるのか、最近の若い子はおとなしいのかなと思います。
僕なんて学校でもすいぶんハチャメチャだったから(笑)もっともっと自由に元気に、利他的に生きてほしいなと思います。
