−−CGディレクターというのは、どのようなお仕事ですか。
「たまに手を動かすこともあるのですが、間を取り持つ仕事がメインです。まず、監督やクライアントさんから「こういう映像を作って下さい」というオーダーをいただきます。いったん僕のほうで内容などを確認し、CGデザイナーに指示を出します。上がってきたものをチェックして、場合によってはダメ出しして、またチェックして、納得のいくものに仕上がったと感じたところでお客さんに提案する、といった感じです。」
−−オリジナルで作品を創りたい、という思いはありますか。
「今のところは、あまりオリジナルにこだわりはないです。ただ、映像を作るにあたって、どういう風に見せていったらいいかなど、演出的なことはもっとやりたいと思っています。」
−−作品を作っていく上で、堀部さんの制作スタイルやこだわりなどはありますか。
「コミュニケーションをしっかりとることです。監督やクライアントさんのオーダーを聞いて、自分なりに理解し、演出を加えた上でCGデザイナーに伝える、ということをいつも気をつけています。」