第4回大阪の印刷工場見学編
ー 大阪の印刷工場見学編 ー
3D印刷について聞いてみました
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3Dの印刷ってどういうこと?
どうも、ヘタウマ画伯です。今回の3D印刷工場見学は、大阪という遠出の旅、せっかくの機会なので、清水産業さんにいろいろ話を伺いました。
気になったのは、3Dの印刷技術ってもともとあったものなのか、または新たに開発してできた技術なのか? ということです。幼少のころ、雑誌の付録などに付いていた「あれ」もこの技術と同じなのでしょうか。
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3Dの印刷技術は昔からあった
3Dの印刷技術は昔からあったようですが、そもそもアメリカで開発されたもので「PACUR(パッカー)社」という会社などが最先端をいっているそうです。
- 実際にPACUR社が作った3Dの印刷物を見せていただきましたが、すばらしい!
通常は立体的に見せるために背景などを多少ぼかさないといけないのですが、鮮明に写っており、なおかつ立体感がはっきりしていました。
- とにかく、細かな設定と試し刷りを繰り返し、ここぞ!という瞬間を読み取るのだそうです。
まさに職人技。地道なトライ&エラーの上に成り立つ高い技術。納得です。
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新しい技術を知るには
今後も印刷技術がどんどん進化するんでしょうね。気になるのはそういった最先端の印刷技術や手法を知るにはどうすればいいか?ということです。
こちらも伺ってみたところ、印刷に関してはアメリカが先をいっているのでアメリカの印刷に関する情報を調べると良いのでは?とのことでした。
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丁寧で気の利いた仕事の技
ところで今回すばらしい3D定規を作っていただきましたが、すばらしいのは3Dの技術だけではありません。
- 印刷された定規を断裁する際に「留め」という凸凹になっている部分があるそうです。
これは断裁の際に、断裁したものが断裁機に引っかからないように凸凹部を連結して断裁し、あとでその連結部分をカットするので通常は凸凹が残ってしまうんだとか。
- 今回のものは定規ということで、線を引く際に凸凹があると定規として使いにくいため、江本さんの配慮で凸凹の位置をずらして下さったとのこと。
- なんて気が利くんでしょう!クライアントが気づかないところでそんな配慮がありました。
技術に勝るものはそういった気遣いなのかもしれませんね。
- 江本さんありがとう!
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