キモエ「・・・」
私とバシタちゃんによってぐるぐる巻きに。
心なしかキモエちゃんが遠い目をしているように感じます笑何度も何度も巻きつけてもなかなか終わらず、最終的にはミイラ状態でした。こんなのが体内に入ってるのかと思うと…恐ろしい。サナダ虫くんも狭くて自由に身動き取れないんじゃないかなあ、なんて余計な心配をしたりしました。
個人的にこれは見るべき!!と思ったのは『多包条虫症』にかかったハタネズミちゃん。小さな小瓶にまるっと入っています。
肝臓に寄生され、お腹はぶくぶく奇妙な形に腫れ上がってしまっているのですがとても安らかな顔で眠っており、小動物好きとしてはほわっと癒されました。可愛い!オススメ!
マジマジと見れなかったのでキモエチームの誰よりも先に二階へかけあがると、そこには一目みたら忘れられないような画像がででーんとおいてありました。もちろん自分の目を疑いました。
右の写真はバンクロフト糸状虫という寄生虫です、蚊によって感染して、その、陰嚢が・・・大変なことになってしまうようです。
それはともかく寄生虫のなかでは、ロイコクロリディウムが人気ではないかと思います。カタツムリに寄生して脳をあやつり、触覚をイモムシのように振る舞い、鳥に食べられようとする寄生虫。なぜ鳥に食べてもらいたいのでしょう、それは鳥の腸の中で成虫へと進化するためだそうです。そしてその鳥の腸のなかで卵を産み、フンとして排泄され、カタツムリが鳥のフンを食べ、またロイコクロリディウムが、という完璧なスパイラルです。寄生虫には、奇妙な形と生態からなるなんともいえぬ不気味さを強く感じますが、こんな生き方をする生き物がいるのか・・・ということが知れます。生命の神秘、は言い過ぎかもしれませんが、生き物に対する不思議な魅力を感じることができるかもしれません。そんな寄生虫に興味のわいた方は、ぜひ目黒の寄生虫館へ行ってみるのはどうでしょうか
年末で実家の方もぜひ、帰省中(に)館へ!