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働くって何だろう? 学生の立場から気になることを体当たり取材!
第6回CGディレクターのお仕事 p1
昨年2009年の夏に公開された『サマーウォーズ』。家族の絆を描いたこの作品で、重要なキーとなるOZの世界。OZとそこの住人アバターのCGを制作指揮した堀部 亮氏。
今回は、CGディレクターの仕事が具体的にどのようなものなのかを、ダイレクトにお伺いしてきました。
−−堀部さんの経歴と、CG業界に入った経緯を教えて下さい。

「大学の工学部を卒業後、CGの専門学校(デジタルハリウッド)に通いCGを学びました。デジタル・フロンティアに入社した経緯は、前に働いていた会社の先輩から誘われたのがきっかけです。「『ぼのぼの』の長編を作るのでやりませんか?」ってね。

大学の頃は、ハードディスクなどの読み取り装置の研究室に入って、実験の日々を過ごしていました。でも全然わかんなくて(笑)。元々、映画やゲームが好きだったというのもありCG業界を目指しました。たいていの理系の大学生は、電気メーカーなどに就職していくのですが、自分の将来を考えるうち、どうせなら好きなことをやりたい、と思ったのがきっかけです。」

−−就職活動はどうでしたか。

「僕は就活といえるほど、幾つも受けた経験はないんですよね。専門学校で卒業制作を作って何社か受けて、とりあえず受かった会社に入社した、という感じです。それでも最初からCGだけで攻めていきました。大学3年で周りが就職活動をし始めた時も、僕は一切何もせずでした。CGの専門学校に行くと決めたのも、周りが就職活動をする直前になってからです。急遽、決めたんです。(笑)」

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p3©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
−−堀部さんがCGに興味を持たれたのはいつ頃ですか。

「僕が大学生の頃、『ジュラシック・パーク』という映画のCGを見て感化されました。本当に恐竜がその場に存在しているような臨場感があり、興奮したのを覚えています。その後『PlayStation』などのゲームCGが出始めて「こんなことが出来るんだ」と感じました。」

−−CGを始めるにあたり、最初はどのようなことから勉強し始めたのでしょうか

「勉強を始めたのが専門学校からだったので、CGソフトの使い方から入りました。CG業界に就職するには、ソフトが使えるということが前提条件なんです。」

−−いきなりCGの分野に足を踏み入れたわけですが、その際戸惑ったことなどありますか

「元々、理系だったので、その辺はすんなりと入れました。」

−−影響を受けたクリエイターさんはいますか

「誰というのは特別ないのですが、ヤマト(『宇宙戦艦ヤマト』)とかガンダム(『起動戦士ガンダム』)とか男の子系のアニメを見て育ちました。『スター・ウォーズ』や、スピルバーグの映画も好きです。」

−−初めてお仕事をされたときはどのような感じでした?

「『スクウェア・エニックス』に在籍していたわけではないのですが、『ファイナルファンタジー』のゲーム内の背景が初めての仕事でした。仕事をする以前から「FFのCGすげー!」って思いながら見ていたので、「新人でこんな仕事していいのか」と内心ビビりつつやっていました(笑)。スタッフロールに自分の名前が入っていた時は、「おー!」って感じました。」