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働くって何だろう? 学生の立場から気になることを体当たり取材!
第5回映像クリエイターのお仕事(前編)
独特のCG世界を造り出しつづける奇才、田中秀幸氏。
あの『ウゴウゴルーガ』の放送開始から、はや17年。今年8月にオンエアされて以来、話題大沸騰となっているSMAP出演のSoftBank CMや、強烈な個性を展開する伝説のアニメ 『OH! スーパーミルクチャン』 と、幅広い仕事を手掛けている。彼がデザイナーを目指して美大に入り、やがてCGクリエイターを志すまでの経緯について語ってもらった。
−−田中さんが今、手掛けていらっしゃるお仕事などを教えていただけますか。

「最近の仕事で一番忙かったのは、SMAP主演のSoftBankのCMシリーズですね。キャメロン・ディアス出演のバージョンも含め、ここ2年ほどキャンペーンシリーズの企画や演出を担当させてもらっています。」

−−CM制作でご苦労されたことなどはありますか?

「たくさんのスタッフが必死になって、良いものを作ろう、と緊張状態で仕事をしているので、すごくたいへんです。いろいろな人がプロジェクトに関わっているので、企画会議なども非常にシビアですね。ストレスや苦労や制約も多いのですが、振り返ってみると楽しいです。何よりたくさんの人に観てもらえる、という満足感は格別、感無量ですよ。スーパーミルクチャンなどは、ごく限られた人たちだけのものですからね(笑)」

−−それでは、さっそく『OH! スーパーミルクチャン』についての質問です。ミルクチャンは容姿に似合わず毒っ気が強いキャラクターという印象を受けますが、その辺りは意図しているのでしょうか。

「年配の方などにも笑ってもらえるようなアニメを作りたかったんです。大人が見るとなると、やはり毒も入れたいなぁ、と。」

−−絵柄に反して、ターゲットは上の層なのですね。

「ターゲットとなる人たちの年齢などはあまり考えていなかったですね。それよりもこれを見て面白い! と思ってくれる人がいればいいかな、と。」

−−クライアントから指定などはなかったのですか。

「ミルクチャンに関してはクライアントはなく、オリジナルで作ってます。

設定などが何も決まっていない状態で、まず先に登場するキャラクターをいっぱい描いちゃうんです。それをずらっと並べて、友達の脚本家の人と一緒に絵を見ながらストーリーを考えます。先ずはキャラクターありきです。ストーリーは有ってないようなものです(笑)」

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